Q1.4月1日からdocomo補正情報の場合は、マウントポイント変更が不要なのは何故ですか?
A1.
4月1日以降もこれまで利用していたマウントポイント(RRSGDなど)は楕円体高の変更がないため、継続利用が可能です。ただし、現在の予定では、6月末までの期間限定利用となるので、7月以降も現場が継続する場合は、それまでに新楕円体高の補正情報によるローカライゼーション等の対応が必要になります。
なお、ドコモ独自基準点による新楕円体高の補正情報(RRSGD2024など)の配信開始時期はまだ未定ですのでわかり次第サポートサイトでお知らせいたします。
ドコモ独自基準点新楕円体高補正情報(RRSGD2024など)の配信が開始された後、ローカライゼーションを実施いただくことを推奨いたします。
Q2.SmartConstruction 3DMachineGuidanceでドコモの補正情報を利用しています。
4月1日以降実施する対応について教えてください。
A2.
① 現在3DMGをご利用中の現場:4月1日以降も設定されているマウントポイント(RRSGD)のままでご利用いただけます(設定変更は不要です)。
② 6月末を過ぎる現場や4月以降に新たに開始する現場:RRSGD2024の補正情報を使用してローカライゼーションを実施する必要があります。また、3DMG側で新しいローカライゼーションファイルの設定とRRSGDからRRSGD2024へのマウントポイント変更が必要です。
※RRSGD2024の利用開始日は現在未定です。後日サポートサイトのお知らせにて利用開始日を掲示予定ですので、RRSGD2024が利用可能になった際には②の手順を実施してください。
Q3. 4/1に標高成果が改定されるにあたって、Edge2を用いた計測においても影響はありますか?
A3.
①旧楕円体高の補正情報で運用してきた施工中の現場において、旧楕円体高の補正情報を利用する場合は、設定変更不要で、継続してご利用頂けます。
②新楕円体高の補正情報を利用した任意点設置はご利用いただけません。新楕円体高の補正情報を利用する場合には、ローカライゼーションのやり直しが必要です。
③Edge設置点の設定をローカル座標系/公共座標系問わず、「任意点設置」にて運用されているお客様につきましては、「既知点設置」へ変更してお使いください。その際、旧楕円体高の補正情報によるローカライゼーションの基準点データ、もしくは旧プロジェクション設定で「既知点」の設定を実施してください
Q4.4/1に標高成果の改訂が行われますが、dashboard側で新楕円体高の補正情報を利用したローカライ
ゼーションへ変更が必要ですか?
A4.
旧楕円体高の補正情報で運用してきた施工中の現場において、登録しているローカライゼーションによる影響はなく、変更は不要です。
いずれかの理由で、現場に登録済みのローカライゼーションデータを新補正情報を利用したローカライゼーションに変更する場合は、dashboard側で進捗の再計算が実施されるため、ご留意ください。
Q5.Dashboardで新旧のローカライゼーションを使用した場合、何か問題がありますか?
A5.
旧楕円体高の補正情報で運用してきた施工中の現場において、登録しているローカライゼーションによる影響はなく、変更は不要です。詳細は下記記事をご確認下さい。
国土地理院電子基準点標高成果改訂に伴う各ソリューションの対応について
Q6.新楕円体高の補正情報を利用したローカライゼーションへ変更した際には、
設計データも修正が必要でしょうか。
A6.
現場で利用する設計データ(xml,tn3など)の標高値に変更がない場合、修正は不要です。
新楕円体高の補正情報を利用したローカライゼーションデータと併せてご利用ください。
Q7.ドコモ補正情報を利用しており、電子基準点の新楕円体高補正情報(RRSG2024)を用いて
ローカライゼーションを実施しました。建機側のマウントポイントは何を選択したら良いでしょうか。
A7.
ドコモ基準点の配信準備が整うまでは、
旧楕体高の補正情報を用いたローカライゼーションをご案内しております。
既に電子基準点の新楕円体高補正情報(RRSG2024)を用いてローカライゼーションを実施されており、精度が良好な場合、建機側も一致するように、マウントポイントは新楕円体高補正情報(RRSG2024)を選択して下さい。
Q8.ジェノバの新楕円体高補正情報(JRR32)でローカライゼーションを実施して、
その後同じローカライゼーションファイルを用いてドコモの新楕円体高補正情報(RRSG2024)を
利用することはできますか。
A8.
ジェノバとドコモで同じ電子基準点を利用する場合、精度に大きな違いは発生しないと考えられますが、実際に刃先精度を確認し、問題ないことをご確認下さい。
Q9.SmartConstruction 3D Machine Guidanceでドコモの補正情報を利用し、
プロジェクションでジオイドファイルを利用しておりました。標高改訂後の対処方法について教えて下さい。
A9.
継続現場の場合は、旧楕円体高補正情報および、旧ジオイドファイル(gsigeo2011_ver2_1)をご利用下さい。旧楕円体高補正情報配信が終了した際には、高さに誤差が生じますので、継続する際にはローカライゼーションを実施して施工してください。
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