SmartConstruction 各ソリューションご利用の皆様へ
4月1日より、国土地理院による電子基準点標高成果の改訂が実施されます。この改訂に伴い、現場で使用する補正情報(新旧楕円体高)の違いにより、ソリューションごとに対処方法が異なります。
つきましては、現場で4月1日以降も継続して各ソリューションをお使いいただく場合は、以下の対処方法を確認のうえ、該当する対応を実施いただくようお願い申し上げます。(Quick3D,LandLogViewerについては今後追記予定)
製品 |
現場で旧楕円体高による補正情報を継続利用する場合 ※旧楕円体高の補正情報&ローカライゼーションを利用することで問題なく運用いただけます |
現場で新楕円体高による補正情報を利用する場合 |
記事リンク ※より詳細な情報を確認したい方は下記ご参照ください |
ICT建機 (コマツIMC建機) |
・旧楕円体高補正情報(マウントポイント)を選択し継続施工する ・旧楕円体高補正情報(マウントポイント)で実施したローカライゼーションを継続利用する |
・新楕円体高補正情報(マウントポイント)を選択して施工する ・新楕円体高補正情報(マウントポイント)を利用し、実施したローカライゼーションへ変更する |
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SC Dashboard |
・登録しているローカライゼーションによる影響はなく、変更は不要 |
・登録しているローカライゼーションによる影響はなく、変更は不要 ・いずれかの理由で、現場に登録済みのローカライゼーションデータを新補正情報を利用したローカライゼーションに変更する場合は、dashboard側で進捗の再計算が実施されるため、ご留意ください。 |
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SC Design3D/ SC Simulation |
・登録しているローカライゼーションによる影響はなく、変更は不要 |
・登録しているローカライゼーションによる影響はなく、変更は不要 |
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SC Rover CsMatePro (補正情報を利用した計測を行う場合) |
・旧楕円体高補正情報(マウントポイント)を選択し継続施工する ・旧楕円体高補正情報(マウントポイント)で実施したローカライゼーションを継続利用する |
・新楕円体高補正情報(マウントポイント)を選択して施工する ・新楕円体高補正情報(マウントポイント)を利用し、実施したローカライゼーションへ変更する |
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SC Edge |
・Edge設置点の設定にて、旧楕円体高のローカライゼーション基準点利用による「既知点設置」、または旧楕円体高補正情報を利用した「任意点設置」を実施する ・旧楕円体高のローカライゼーションが登録されているDashboard現場へ点群データをアップロードする |
・旧楕円体高補正情報で運用してきた施工中の現場において、新楕円体高補正情報を利用した任意点設置はご利用いただけません。新楕円体高補正情報を利用する場合には、ローカライゼーションのやり直しが必要です。 ・Edge設置点の設定をローカル座標系/公共座標系問わず、「任意点設置」にて運用されているお客様につきましては、「既知点設置」へ変更してお使いください。 その際、旧楕円体高補正情報によるローカライゼーションの基準点データ、もしくは旧プロジェクション設定で「既知点」の設定を実施してください |
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SC Quick3D |
・旧楕円体高補正情報(マウントポイント)を選択し計測する |
・計測時に新楕円体高補正情報を利用する場合には、新楕円体高を利用したローカライゼーションデータを新たに登録した新規Dashboard現場へアップロードする必要があります。これまで旧楕円体高ローカライゼーションを登録した現場をご利用されていた方は、新楕円体高ローカライゼーションのDashboard現場で平面直角座標系に変換した点群データを生成し、そのデータを旧楕円体高ローカライゼーションDashboard現場にアップロードしてご利用ください。 ・新楕円体高補正情報(マウントポイント)を選択して計測する |
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※ 現場に設置した固定局からの補正情報を利用されている場合は、本影響が発生しません。
※ 2025年4月以降、新楕円体高の補正情報で新規に現場を開始される場合は本影響は発生しません。
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